きゅーきちゃんの社労士勉強ブログ

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社会保険労務士試験の特徴

こんにちは。きゅーきちゃんです。

今日は、社会保険労務士試験の特徴について記事にしたいと思います。

社労士試験の特徴

社労士試験の特徴としては、まず試験の分量が多い!そして、複数科目の一気解答!
この2つに尽きると思います。

試験構成

試験の構成から確認します。
社労士試験は、午前に空欄補充問題(「選択式」と言われます。)と、午後に五肢選択問題(「択一式」と言われます。)から構成されます。

時間は、だいたい10:30~17:00です。
途中に休憩がありますが、5時間程度は問題と向き合うことになります。

午前は、80分間に空欄を80箇所を語彙選択します。これは、意外と初めて受験された方も対応できる分量かと思います。(毎年、悲劇を生むのが午前の部なのですが・・・。)

午後は、択一式試験となっており、なんと3時間30分間に70問の正答を出さなくてはなりません。
なお、ページ数はおおよそA5で60ページほどです。
(単純な比較はできませんが、会計士試験の記述式で3時間程度のものがありました。若干ですが、それよりも多くの時間が午後には用意されています。)

書きぶりからお察しのとおり、個人的には午後が肝であると考えています。

択一式試験の処理量の内訳

単純計算で3分間で1問の正答を出す必要があります。3分間で、五肢選択です。1肢にかけられる時間は30秒ほどになります。
ちなみに、1肢あたり2~3行くらいが多いでしょうか?

その中には、見たことのないものや判例(出題されると4~5行くらいになります。)などがありますので、訓練しなければ対応しきれないボリュームです。

初めての方は、時間内に正答を選びきるだけでも難しいのではないかと考えます。(私がそうでした。)

集中力との戦い

しかも、3時間30分という時間に大量に文章を読み込んでいくので、集中力が切れるのが分かります。
後半に疲れて、何度も同じ箇所を読んでたりします。「あれ?AとBの肢で同じ文章では?」とか本当になってました。笑

しかも、その時間の中で複数科目を一挙に回答する必要がありますので、頭の切り替えが必要です。
これに失敗すると、労働基準法の回答をしなければならないのに、労災保険法の知識で解いていたりします。これでは絶対に解答は合いませんよね。笑

まとめ

以上、社労士試験の特徴でした。
社労士試験が大変と言われる理由は、試験分量の多さと休憩なく一気に複数科目を解答するところにあると考えています。
逆に言えば、この2点だけが試験の課題なので、ここさえクリアすれば問題はないのではないかと考えています。

余談ですが、全問選択式テストなので、漢字を覚える必要はありません。

とはいえ、イメージよりも具体的に一度、書店等で確認されることをおすすめします。
ちなみに、私はこれを直前期に使用していました。
みんなが欲しかった! 社労士の年度別過去問題集 5年分 2019年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)

それでは、今日はここまでです!