社会保険労務士試験の概要
こんにちは。きゅーきちゃんです。
今日は、社労士試験の概要について、記事にしたいと思います。
試験の構成
社労士試験は、午前80分間の選択式試験と、午後3時間30分間の択一式試験で構成されています。
試験概要の発表時期
実施日時は4月頃に発表されますが、8月下旬の日曜日に毎年1回実施されています。 目安としては、お盆の2週間頃でしょうか。
受験の願書は、だいたい5月中に提出する必要があります。 そして、8月の初旬に手元に受験票が届きます。
余談ですが、願書提出から時間があるため、私は毎年ちゃんと遅れているかかなりヒヤヒヤしていました。笑
試験科目
試験科目は、全国社会保険労務士連合会試験センターに記載がありました。 社会保険労務士試験とは|社会保険労務士試験オフィシャルサイト
書き出すと、以下の10科目で構成されています。
- 労働基準法
- 労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険の保険料の徴収等に関する法律(徴収法とよく言います。)
- 労働管理その他の労働に関する一般常識
- 社会保険に関する一般常識
- 健康保険法
- 厚生年金保険法
- 国民年金法
この中で一般常識には、各種法律(身近なところでは、確定拠出年金法)、各種統計調査や白書などが含まれていますので、法律の数だけでも30近くあるのではないでしょうか。
このボリュームで合格を目指すことになります。
足切りとは?
また、各科目で足切りと呼ばれるシステムがあります。 選択式試験では各科目3点、択一式試験では各科目4点未満の場合、総合点で合格基準点を突破していても、不合格となります。
まとめ
社労士試験は足切りシステムがあることから、科目満遍なく得点する必要がある試験といえます。 実際に勉強してもそれは本当によく実感できます。
模試の直前に勉強したところは高得点で、忘れかけている科目は足切りにあったり。
過去の合格基準点を調べると、おおむね選択式試験が24点、択一式試験が45点となっています。 いずれも、満点から考えると6~7割程度得点できれば合格できるといえそうですね。
満点は必要ありませんが、足切りや合格基準点を考慮すると満遍なく得点する必要がありそうですね。