きゅーきちゃんの社労士勉強ブログ

社会保険労務士の勉強に役立つ内容を出していきます!

社労士科目別勉強法!(徴収法)

こんにちは。きゅーきちゃんです。

 

今日は、科目別の勉強法について記事にしたいと思います。

記事をご覧になっている方の中には、すでに講義の申し込みをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、各科目の概論を含んでいますので、一度目を通していただければ勉強がはかどると思います!

 

今回は労働保険の保険料の徴収等に関する法律(以下、徴収法)について記事にしたいと思います! 

 

 

徴収法(試験上は、6点の配点)

個人的には、徴収法は苦手でした。

それは、理由は、社労士試験の他の科目と全然雰囲気が異なり、何か分かったような分からないような違和感がずっとある感じが拭えなかったからです。

 

それもそのはず、数ある社労士科目で唯一この法律は給付も取り締まりも記載していません。いわば、労働保険料を徴収するため「だけ」にある法律なので、他の科目と全然ベクトルが違うのです。

 

徴収するための法律なので、難しいことしたら皆困ります。行政サイドから考えると、簡便にしてしまったほうが自分たちの業務も簡単なので助かりますよね!

 

ですので、この法律は簡単なのです。唯一あるのは、言い回しや話が徴収に特化しているため、やや退屈で集中力が切れてしまうということです。

なので、学習の効率が下がりやすい科目と言えるかもしれません。(そこは気合で頑張りましょう!)

 

徴収法ってどんな法律?

 まず、正式名称が長いです。笑

 

それはさておき、先述のとおり、労働関係の保険料を徴収するための法律です。

 

とにかく、簡単に確実に保険料を徴収するための法律です。

そのため、実務を知らずに学習すると、「え!?テキトー!!!」という感想を受けることもあるかと思います。

 

一例を挙げると、労働保険料は前年の半分~2倍程度の幅なら去年の保険料で一旦支払いができます!

 

絶対に社員さんとか毎年人数って変わりますよね?給料に応じて保険料が出るのに、ボーナスも込みで同じなんてないですよね?でも、こんな調子です。笑

 

あと、試験対策上は選択式試験には出題されない唯一の科目です。

一応、試験概要は4月に発表されるので全く出ません!と宣言するのもどうかというところですが、ほぼこの傾向は変わらないでしょう!

 

内容も簡単で、選択式試験にも出ない。加えて大きな改正もないので、本試験では満点を取ることを目標としても良いと思います。

 

なお、試験では、「徴収法」として出題されるのではなく、労災法と雇用保険法がそれぞれ択一式試験で7問ずつ出題されて、残り3問を徴収法から出題されることになります。

 

 

具体的な勉強法

まずは、概要を確認したいところです。

徴収法は簡単に徴収するために、大枠を設けています。

それが、一般の事業(正しくは、継続事業といいます)、有期事業、建設業という枠で、別枠として(という認識のほうが良いと思います)、立木伐採業が加わってきます。

 

あとは、それぞれの場合で、いつまでに、誰に、何で、どうやって保険料を負担するのか?これだけです。

 

正直、過去問に先行して取り組んでも対応できると思います。

むしろ、真面目に考え出すと、点数が取れなくなってしまいます。

 

なぜなら、この法律は徴収をするためだけに作られているので、そんな凝ったことはしていないからです。気楽にいきましょう笑

 

特に重要な分野は、4分野です。

保険関係の一括、概算保険料・確定保険料の申告納付、メリット制、印紙保険料

 

 

いずれも過去問対策で十分点数が伸びると思います! 

まとめ

 

徴収法は簡単な科目!雰囲気が他の科目と異なるが、気にしない!

重要な分野から過去問演習!ガンガン回して高得点ゲット!

労災法、雇用保険法で行政解釈等が出題されると、意外とこの科目で救われます。

 

以上です。次回は、労働管理その他の労働に関する一般常識の勉強法について紹介したいと思います。